福山の農業と農政について

次に私たちは福山の農業と農政についてお話をお聞きしました。<さてTPPは出てくるだろうか?>

 福山市も例にもれず一人あたりの農地の面積が小さい(平均3反)。 小さな農地がそこら中に点々としているため、機械化が進まないだけじゃなく、農家の方が利益を出しにくいという難点がある。 いったん細分化された農地を再び集約化するのは困難だ。 家が建ってしまうともう戻らない。 林さんの個人的見解としては家督制度(長男が家を継ぐ制度)の廃止によってどんどん農地が分散していったのが最大の理由ではないか。 <法人化で土地をまとめるのが国の方針だろう。どうしているのか という話はあとででます。>

 現在は耕作放棄地の対処に追われており、新技術(フィルム農法やLED照明など)の導入は全く進んでいない。 現在ある土地をうまく利用する土地利用型の農業を推進している。 野菜工場は福山にはない。 大型のハウス栽培を野菜工場というのであれば、世羅にある。 <これはたぶん福山の気候がいいからだ! あえてやってもコストが合わないという意味だろう。>

 現在行っている農業技術にはハウス栽培、土耕栽培、水耕栽培、養液栽培などがある。 新市では水耕栽培でネギを作っている農家がある。 <これが野菜工場の前身だろう。>

 福山市は若い農業従事者を増やしていくため、「農業担い手研修」をおこなっている。 (現在 野菜15人、果樹10人)。 「農業担い手研修」の公募は2月の広報で掲載される。 <あなたもどうですか。そういえば頂いた國近課長様の名詞に「園芸センター所長」とありました。 ちょっと不思議な気がしたが、これで理由がわかりました。>

福山には農林水産物のブランドとして「ふくやまSUNマーク」「ふくやま生まれ」の二つがある。 農産物は「ふくやまSUNマーク」、海産物は「ふくやま生まれ」のブランドにそれぞれ分けられる。 ブランドは後で出る地産地消と深く結びつく。<ブランド化はTPP対抗になる!>

  • 「ふくやまSUN」 「ふくやまブランド農産物推進協議会」が新鮮、安心、美味しさで認定した福山の24種の農産物に「ふくやまSUN」のブランドが付いています。
    農薬散布の内容がわかってて安全・安心のしるしです。
  • 「ふくやま生まれ」 あさりやちりめん、鯛などの海産物を含めた、福山の農林水産物につけられます。

米と野菜では米の方が利益は少ないのだが、野菜は生産に手間がかかるので、稲作の方が人件費は安い。 これを考えると米作はコストパフォーマンスがいい。 そのため、一概に野菜の方が儲かるとは言えない。 また野菜であってもいちじくなどの手間のかからないものもそれに当たる。 昔は福山産のイチゴなども市場に出ていたが、見知った人たちに売ればこと足りるので出荷しなくなった。 ちりめん、いりこが減少しておりとれなくなる懸念があるのだ。 <農産物だけではなかった。海もあったのだ。ちょっと松永の農業から離れているので、頭になかった。>

このページのトップへ戻る▲